世界の不思議・おもしろ事件・雑学ファイル

2001年、インドで空から血のような赤い雨が降った。その原因を巡り、「地球外生命体説」と「藻類の胞子説」が激しく対立。世界中の科学者を巻き込んだ大論争の末に明らかになった、驚きの真相と今なお残る謎を解説。

偽の電報と、意味不明の言葉「ブンガ・ブンガ！」。それだけを武器に、若きヴァージニア・ウルフらはいかにして英国海軍の最強戦艦ドレッドノートを欺いたのか。歴史上最も大胆で知的な「いたずら」の、計画から結末までを解説。

BTSの楽曲「Whalien 52」や、本屋大賞受賞作『52ヘルツのクジラたち』のモデル、52ヘルツの鯨とは？なぜ「世界で最も孤独」と呼ばれるのか？その科学的な謎と、実は孤独ではなかったかもしれないという最新の発見までを解説。

1828年、ドイツに突如現れた謎の少年カスパー・ハウザー。彼は幽閉された王子か、天才詐欺師か？長年信じられた「王子説」を最新DNA鑑定が覆した今、彼の正体を巡る謎はさらに深まった。ヨーロッパ最大のミステリーの真相に迫る。

1932年、オーストラリア政府はエミューの大群に「宣戦布告」し、機関銃を持つ軍隊を投入。しかし、鳥たちの奇策の前に軍は完敗した。なぜこの奇妙な戦争は起き、人類は敗北したのか？世界史に残る珍事件の全貌を解説。

後継者争いを避けるため、室町幕府は神意を問う「くじ引き」で将軍を選んだ。しかし、神に選ばれたはずの足利義教は「万人恐怖」と恐れられる独裁者に。なぜ彼は暴君となったのか？そして運命のくじ引きは八百長だったのか？歴史の謎に迫る。

中世ヨーロッパで、人々が突然踊り狂い、時には死に至る謎の病「ダンシングマニア」が流行。その原因は聖人の呪いか、それとも集団ヒステリーか？ペストや飢饉に苦しんだ社会が生んだ、恐ろしくも悲しい集団現象の真相に迫る。

イギリスの古い建物に見られる、レンガで塞がれた奇妙な窓。その正体は、1696年から155年間続いた悪税「窓税」から逃れるための苦肉の策だった。光と空気を奪い、病を蔓延させたこの税の、驚くべき歴史と悲劇を解説。

死の危険を冒して唐へと渡ったエリート「遣唐使」。しかし、全員が帰国したわけではなかった。唐で高官になった阿倍仲麻呂、1300年後に発見された井真成、乗船を拒否した小野篁など、日本に帰らなかった人々の知られざる数奇な運命に迫る。